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学び

関空で買った、(現代語訳)『学問のすすめ』 初めて読みました。

いや~、すごい。福澤諭吉さんっ!
西洋一辺倒だった(と思われる)時期に、ここまで自国のよさも認識しつつ
あるべき姿を説いていたのですねぇ。
国を背負って立つ、本来の意味のエリートを育てようとしていたのですね。
37歳から41歳の間に書かれたのかぁ。。

それより私が気になったのは、
「人間が計画を立てるときは、(以下 途中略)」
.....時間の計算は甘すぎるし、物事を簡単に見すぎている。」
あぁ~、耳が痛い。 いや、目が痛い。(笑)

「商売の状態を明らかにして、今後の見通しを立てるものは、帳簿の決算だ。
自分自身の有様を明らかにして、今後の方針を立てるものは、知性と徳と仕事の棚卸しなのだ。」

ふむ。

この章の例で面白かったところ。
「大工に工事を言いつけ、仕立屋に服を注文すると、十中八九までは、その期限を過ぎる。」
明治初期の日本人って、今のフランス人とおんなじだったのね!(笑)



先日、中国人学生たちが、ディプロムをお金で買っていたということがニュースに!
トゥーロン大学併設の企業経営学院?にて。

http://www.lefigaro.fr/actualite-france/2009/04/15/01016-20090415ARTFIG00443-enquete-sur-un-possible-trafic-de-diplomes-a-l-universite-.php

いやいやいやいや。
逞しい国民だとは知っていたけれど、
想像を絶することをしてくれます。。

もちろん、真面目な優秀な学生達もいるわけですが、(とても迷惑しているでしょうけれど)
しかし。。(呆)

でも、どうやってごまかしていたんでしょうね。
フランスの大学って結構厳格なはず。
追試の場合は、写真付きの学生カードを机の上に出して置かなくてはいけないし。
でも大学によって違うのかな~
ちょっと興味あります。(こらっ)
by lyonnaise | 2009-04-18 08:12 | 日常
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