「EDO 江戸時代の生活と文化」

JETRO Lyon とパリの日本文化会館との共催で講演会がありました。

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講師は、徳川宗家の第十八代当主、徳川恒孝氏。
会場は、オペラ座。

う~ん。ノーブル~☆


到着した時には用意されていた席はほぼ満席で、参加者日仏半数ぐらいずつかな??
偶然座った席。隣に、昨年お世話になった日本人の方とそのご家族が。
おぉ~!

再会を喜んで、しゃべる、しゃべる。
(すみません。でも一応、開始前だったので... 会場はシーンとしていたけれど。。汗)













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とても興味深い内容で、2時間だったはずなのに、あっという間でした。
昔の武士教育、モラルの高さ、国の治め方、etc.

例えば、会津藩では、当時のお侍さん教育の様子が数人によって書き残されているそうです。
ちょっと記憶が曖昧ですが...(おいっ)

4歳から教育が始まる。10人のグループで一日を過ごす。
朝一番に、全員で暗唱する。
一、目上の人の言うことは聞かなくてはならない
一、目上の人には挨拶をしなくてはならない
一、卑怯なことをしてはいけない
一、嘘をついてはいけない
一、弱いものをいじめてはいけない
一、外でものを食べてはいけない
一、外で女性と言葉を交わしてはいけない

そして最後に、
してはいけないことは、してはいけないのである
と閉めるそうです。
あれ?「いけないことはいけないのである」だったかなぁ。。(すでに忘却のかなた。。汗)

これを聞いた時は、藤原正彦さんのお父さんの教育を思い出しました。

あ、ちなみに、
最後から二番目の項で、フランス人ちょっとどよめき、最後の項で、大きくどよめいていました。(笑)

毎朝これを唱えた後で、グループの年長者が、
「昨日の夜から今日の朝まで、これを守れましたか?」と聞く。
グループの9人は、「嘘をついてはいけない」ので、告白する。
例えば、「人の庭の柿を黙って盗って食べてしまいました。」とか。 (かわいい。笑)

そうすると罰が待っている。
罰は、手の甲の「しっぺ」 (これもかわいい。笑)

これを元日以外の364日、数年間続けるので、自然とモラルが高い人間に育っていったのだそうです。

徳川氏は、日本で、毎年海外から来る高校生たちに講演をなさっているそうですが、
当時の武士への権力集中と、世相(年貢が30%だったとか)について話すと、
「そんなことはあり得ない!」と2時間ぐらいものすごい議論になるそうです。

考えてみると、260余年も戦争がなかったというのはすごいことですよね~。

通訳の方がとても上手で、感動的でした。(日本人女性が、日本語からフランス語に通訳)


講演の後には、顔見知りの方々とお話したり、新たな方にご挨拶したり。

いや~、みなさん、明るくてパワフルで!

楽しかった~☆

パワーを頂いて戻ってきました~


そして普段よりさらに夜更かしだったのでした。 (結局それ??)


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by lyonnaise | 2009-05-07 07:27 | 日本 | Comments(6)
Commented by 桃子 at 2009-05-07 16:44 x
徳川氏は「家康」のご子孫…ということですか?! 名前からして、もうなんだかすごそうだなあ~って!(笑)
私も、最後から二つ目でどよめき、けけっ!と笑いました。
でも、フランス人だって100年以上前くらいはあんな感じじゃあなかったかな・・・映画などで観る昔のフランスってそうですよね。
次元は違うけど、ある意味、北朝鮮が完璧な権力集中のコレを今やっているわけで、画一的にする教育って怖い気もします。
いいところを摘み上げて見習いたいですけど。嘘は(時に応じて)ついた方がいいこともあるし・・・。
Commented by lyonnaise at 2009-05-08 15:09
桃子さん
そうなのです。それも、いわゆる「本家」。(講演の前にググって初めて知ったのですが。) 話を聞いてみたい!と思いました。
江戸時代の研究をなさっているようです。

最後から二つ目でどよめきましたか~。フランス人だ~。(笑)
フランスも、男子校、女子校(特に小学校?は今でも名前はそのままだったり)に分かれていたんですものね。今では考えられないぐらいですが。
しつけは必要ですが、画一教育はコワいですね。洗脳につながりますからね~。(実際日本でもつながりましたからね~。そして戦争。。)
Commented by 春の風 at 2009-05-08 16:54 x
徳川御三家は尾張・紀州・水戸藩ですが、その下位である御三卿は一橋家・田安家・清水家。
三番目の位にあります徳川一門には、会津松平家・越前松平家があります。

徳川家の家紋は葵の御紋ですが、各徳川家によって家紋は微妙に異なります。

さて、BLOGに登場します徳川宗家の第十八代当主・徳川恒孝さんは会津藩の血統であることを初めて知りました。

SONOKOさんの情報発信は、とても勉強になります。

おまけ:
アメリカ流躾のお話。
二歳から三歳に対する子供の躾は、人間関係に大切な「ありがとう・どうぞ・ごめんなさい」の三つの言葉を厳しく躾ける。
アメリカの親は、言葉から子供の精神を形成させている。
Commented by まるち at 2009-05-08 18:10 x
今からでも間に合う!さわやか男のしつけ・・・親には任せて
おけませぬぅ~!
大変お勉強になりました、気持ちが引き締まりますっ。
Commented by lyonnaise at 2009-05-09 15:16
春の風さん
徳川家の家系図を見ていると、多いですね~~
地元のお殿様(昔の)も松平家の内の一つですが、私はつながりを初めて知ったほどです。(笑)
Commented by lyonnaise at 2009-05-09 15:21
まるちさん
さわやか男さんは、お侍さん教育まで2年ありますしねっ! (ボクお侍さん? さわやか男さんより)
ここで勝手に結託している2人(笑)
いや、まるちさんのお嬢さまなら大丈夫ですよ~。 子どもって、意外に親から言われたことを実行しているものですよ~☆
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