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日本の陶磁器に関する講演会

先週の木曜日、リヨン日本領事事務所とリヨン第三大学の共催で講演会がありました。

日本語学科がある第三大学では、定期的に文化的な行事を領事事務所と共催されていて(日本映画の上映が多いです)、
領事事務所に「在留届」を出している場合は、メールで案内をもらえます。
※その他、安全に関する情報も毎月メールで届きます。


今回、初めてリヨン第三大学に行ってきました。

日本の陶磁器に関する講演会_c0186684_15571656.jpg

美しい~


















céramique japonaise 陶磁器に関する講演会でした。
(翌日訂正:講師からのメールに ceramique とありました。笑)

※ちなみに、
céramique:陶磁器全般
porcelaine:磁器
poterie, faïance:陶器

講師は、日本人と結婚されて23年間日本にお住まいだったフランス人で、
バラエティに富んだ食器に驚いたことから、焼き物の世界に「はまって」行ったそうです。

フランス人向けの講演でしたので、ときおり日本の文化などの紹介もあり、
あぁ~、こういう風に思うんだなぁ~と新鮮でした。


日本の陶磁器に関する講演会_c0186684_1557524.jpg

ご所蔵の品もお持ちでした。
講演後、拝見に。

質問に答えられているところを撮ろうとしたのですが、
「あぁ~、それは向こうにあるのよ。」と動いた瞬間。。
その後は暗いほうに移動されてしまいました。

アヌシーの近くにお住まいだそうで、カーニバルに行った話しなどでちょっと盛り上がり~

会場で合流した友人が待っていたので、途中で切り上げました。









日本の陶磁器に関する講演会_c0186684_1558425.jpg
外に出ると、ライティングが華やか!
光の祭典の日かと思うほどです。(色が変化しています)

この建物は、国営のタバコ工場だったところで、今でも la Manufacture des tabacs と当時の名前で
呼ばれています。

タバコ工場は、大学や図書館になっているところが多いそうです。
友人が以前働いていた南仏の図書館も、元タバコ工場だったそうです。

19世紀に建てられた建物よりしっかりしているから適しているとか。
「それと歴史の保存」と誇らしそうでした。(羨ましい。。)








磁器についての講演はとても興味深いもので、たくさんメモしました。
メモの整理.....今のうちにやらないと、そのままになっちゃうんですよね~~。。
最近とみに感じます。
思ったその時にやらないと、どんどん溜まっていく。。
そう! その手でやろう!
メール、古いものから順に返信中です。。(またそれかい)


この週末は暖かくなって、「春~」と笑顔の人をたくさん見かけます。
本当に太陽が好きなんですねぇ~

同時に、3月15日から、「冬」が終わって、冬の期間は禁止だった、ホームレスの人達
(ホームレスではなくて、退去させられたらホームレスになる人達)の強制撤去が
再開するそうで、それに対するデモがありました。
この、「連帯」の意識はすごいですね~
by lyonnaise | 2009-03-16 07:32 | 美術・文化
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